アール・ヌーヴォー様式代表「ミヒャエル・トーネット」

2019.02.13

『トーネット』アンティーク家具を深く愛する方なら一度は聞いたことがある名前だと思います。

トーネットこと、ミヒャエル・トーネット(Michael Thonet)はアンティーク家具デザイナーとしで、『THONET』の設立者。

今回は、アンティーク家具の巨匠「ミヒャエル・トーネット」について紹介していきます。

ミヒャエル・トーネット

ミヒャエル・トーネット(Michael Thonet) 1796年7月2日-1871年3月3日

トーネットは、ドイツとオーストリアの家具デザイナーで曲木技術の発明者。
彼ははじめて曲げ木椅子の量産に成功した第一人者です。

木を曲げて、その状態を保ち続け製品として世に送り出すというのは容易ではありませんでした。

しかし、トーネットは、木を蒸して柔らかくしてから曲げる曲木の技法を発明し、これを工場に取り入れて曲げ木椅子の大量生産に成功しました。

トーネットと言えば椅子

トーネットの代表作は、なんといっても「曲げ木椅子」です。
代表的な椅子は『14』(現在は214として生産されている)で、記録には19世紀に約5000万脚が生産されたとされています。

これほどまでに量産され国民に愛されたので、トーネットと言えば椅子というイメージがとても根強いものとなっています。

また、ケインシートと言う薄い木を手編みの篭目を台座にしているのも特徴的です。

アンティーク家具トーネットの椅子は修復不可能?

トーネットの椅子に用いられるケインシートは手編みで作られています。
この手編みのケインシートは、現代では籐張り職人を探すのはまず不可能といっていいでしょう。

トーネットの椅子を購入後もし、破損してしまったとしたら、残念ながら同じ手編みのケインシートに交換することは出来ません。
機械で作られたケインシートか布地張りに変更を余儀なくされます。

これほどまでに貴重な技術が詰め込まれているからこそ、トーネットの作品は、現代でも大変な人気を引き寄せます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、アンティーク家具の巨匠「ミヒャエル・トーネット」について紹介させて頂きました。

紹介させて頂いた通り、トーネットの生没年は現代から100年以上は経過しているものの生産量も多かったのでそこまで入手困難というわけではありません。

アンティークのトーネット作品というのは高品質な状態で比較的手に入りやすいので興味がある方は是非探されてみてはいかがでしょうか?