「ムク」とは?アンティーク家具を好きになる一番の理由を紹介

2019.02.08

アンティークショップでお客さんが来店して必ず口にする言葉があります。それは「ムク」という言葉です。

アンティーク家具を観覧していると

  • 「ムクはやっぱり良いね~」
  • 「これもムクですか?」
  • 「ムクは重みが全然違うから」

と一緒に来店したパートナーに語っていたり、ショップ店員と会話する言葉の節々にも「ムク」という言葉が出て来ます。

今回は「ムク」について紹介していきます。

ムクとは?

「ムク」は、建築やリフォーム、インテリアなどの木材を用いる場面の会話で出てきます。
一般的には使うことの少ない言葉なのであまり聞きなれないという方がほとんどではないでしょうか。

「ムク」とは、漢字だと「無垢」と書きます。
無垢の言葉の意味を辞典などで調べてみると

  1. けがれが無いこと
  2. 純白で純真なこと

とされています。

建築やリフォーム、インテリアなど木材を用いる場面で出てくる「ムク(無垢)」という言葉は「無垢材」の事を指します。
無垢材とは、無垢の言葉の意味の通り、けがれが無い純真な木そのもののことです。

とても分かりやすく紹介すると木そのものを無垢材と言います。

無垢材とフラッシュ材

木そのものからなる無垢材と対なる存在として挙げられるのがベニヤや合板といったフラッシュ木材です。

フラッシュ材は木を薄く切ったモノを重ね合わせて出来たもので
一般的になじみ深いもので例に挙げると

  • リサイクル用紙・・・ベニヤや合板
  • リサイクルじゃない用紙・・・無垢材

二つの材料はこのような違いがあります。

紙だと、どちらでも同じように思えますが、家具となるとベニヤや合板と無垢材では大きく異なる点があります。

例で挙げたようにフラッシュ材は、リサイクル用紙のような作りなので、とても安価な材料で量産されている現代家具の多くはフラッシュ材で作られています。

無垢材は、1本の木から必要なサイズを切り取ってそのまま使うためフラッシュ材の家具より値段も高く量産には不向きです。

アンティーク家具は無垢材

冒頭で紹介したように、アンティークショップでお客さんが口にしている「ムク」というのは無垢材のことで「この家具は木そのものから出来ている家具なんでしょう?」という意味になります。

紹介した会話を改めて取り上げて補足を付け加えるとこういった意味になります。

  • 「ムク(木そのもの)はやっぱり良いね~」
  • 「これもムク(木そのもの)ですか?」
  • 「ムク(木そのもの)は重みが全然違うから」

無垢材は、木そのものなので本物だけが持つ重厚感やぬくもり、耐久性が高く経年劣化による木の味わいなど魅力が至る所にあります。

無垢材は表面を削れば新品同様に蘇る事が出来るので容易に修復が可能です。
この無垢の魅力からアンティーク家具を好きになる方が意外と少なくありません。

フラッシュ材が世に出回ったのが戦後(70年以上前)なので、現在並ぶアンティーク家具は、99%無垢材で出来たものと言っても過言ではないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は「ムク」について紹介させて頂きました。

「ムク」とは、無垢材のことで木そのものからなる材料です。
アンティーク家具ほぼ全て無垢材から出来ており、無垢材ならではの重厚感に惹かれて手にする人が後を絶ちません。

木くずを固めて作ったような現代家具と、木そのものから作られたアンティーク家具どちらに魅力を感じますか?