アンティーク家具の素材を徹底解説!マホガニー編

"世界三大銘木"と呼ばれる木達をご存知でしょうか?

「ウォールナット」「マホガニー」「チーク」
これら3つが"世界三大銘木"と呼ばれる木材たちです。

アンティーク家具を見ていると必ずこの3つの木材を目にすることがあります。
この3つの木どれもが高級家具材として広く知られており、どれか1つは耳にしたことがあるひとも中にはいるかと思います。

素材を知ることは家具の価値を知ることにも繋がるので今回マホガニー材について詳しく紹介していきます。

マホガニー材とは?

マホガニーはセンダン科と呼ばれる植物に属する木で熱帯アメリカのジャマイカやキューバ、ホンジュラスなどの国々に分布していました。

マホガニーとは「黄金色」を意味しおり、その名の通り黄金のような光沢がある木材で18世紀頃欧州で大流行しました。
重厚で耐久性も高い点も評価されていましたが何よりも素晴らしいのが言われていたのが長期間経っても木がやせ細ったりする変化が少ないという点です。

その特性を生かして家具の重要な芯部分として使われることが多くありました。

その当時ウォルナット材が主流だったのですが、18世紀の始めに大寒波がヨーロッパを襲い、その影響で木材資源が多大な被害を受けてしまいウォルナット材が入手することが出来なくなりました。

そういった経緯を経て代替材としてそれまで芯部分などにしか使われていなかったマホガニーがウォルナット材の代わりとしてメインで使われるようになりました。

マホガニーは家具だけでなく経年劣化が少ない点から造船や建築など様々な分野で使われるようになりマホガニーの輸入どころだったジャマイカだけでは供給が追いつかずスペインやキューバ、エルトリコなど多くの国から取り寄せるようになっていきます。

ですが、マホガニー人気は留まることを知らず多くの国々から取り寄せていったのですがそれでもマホガニー材の数が足りませんでした。
輸入元の国でもマホガニーの生産が間に合わず、やむを得ず代わりの木材で作られるものが増えていきマホガニーが大流行した一時代が徐々に幕を下ろしていきます。

マホガニー家具の特徴

マホガニー材は経年によってやせ細ることがほとんど無く、年数が経つにつれて黄金のように美しい色が次第に深い茶色になり落ち着いた色合いを見せてくれるのが特徴です。

またオーク材やウォルナット材のように堅くて加工しにくい木材とは異なり柔らかく加工がしやすかったため、オーク材やウォルナット材で作られてた頃の家具より繊細で美しいデザインの家具が多いのがマホガニー材で作られたアンティーク家具の特徴としてあげられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回マホガニー材について詳しく紹介させて頂きました。

マホガニー材で作られたアンティーク家具というだけで大まかですが18世紀頃に作成したものだろうということが分かります。

マホガニー材は現在ワシントン条約に登録されており、マホガニーの取引にいろいろな制約があるため日本では本物のマホガニー木材をみることがほとんど出来ません。

なのでマホガニーに触れることが出来るのは18世紀に作られたアンティーク家具のみなのかもしれません。
大変貴重な素材に触れることが出来るのもアンティーク家具の魅力なので是非一度手にとってみてはいかがでしょうか?

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2018.08.03

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